MECHANISM OF IMMUNE PROTEIN免疫プロテインの仕組み

免疫プロテインに使用される過免疫化技術や26種類の抗体など、
免疫プロテインの仕組みについて詳しくご紹介します。

WHAT IS HIT?HITとは?

母子免疫の原理を応用した
バイオ・テクノロジー。
無害化した病原菌のワクチンを
乳牛に投与する技術です。

母乳には、赤ちゃんの体を守る免疫抗体が豊富に含まれています。これは、母子免疫と呼ばれ、免疫学の世界的権威であるドイツのパウル・エールリッヒ博士(ノーベル生理・医学賞受賞)によって約130年前に発見されました。
HIT(過免疫化技術/Hyper Immunized Technology)は、この母子免疫の原理を応用したバイオ・テクノロジーで、人間が感染しやすい26種類の病原菌を無害化し、ワクチンとして乳牛に投与する技術のことです。HITは、赤ちゃんの体を守る母子免疫の仕組みを、免疫力が弱くストレスからの回復が遅い大人にも応用できるのではないか、という考え方から発明されました。

■免疫プロテインができるまで

  1. 1厳選した細菌をワクチン化

    人間が感染しやすい26種類の細菌をバイオ技術によって無害化。ワクチンを作ります。

    厳選した細菌をワクチン化
  2. 2ワクチンを母牛に投入

    大自然で健康に育った母牛に、このワクチンを投与すると、牛の体内で免疫活動が始まり、26種類の抗体が作られます。

    ワクチンを母牛に投入
  3. 3一定期間に連続投与

    安定した抗体が作られるよう連続投与すると、過免疫状態になるため、抗炎症物質等の生理活性物質が作られます。

    一定期間に連続投与
  4. 4過免疫化ミルクを搾乳

    人間の健康に役立つ抗体成分と、生理活性物質などの有効成分、栄養素を豊富に含んだ過免疫化ミルクができます。

    過免疫化ミルクを搾乳
  5. 5低温で殺菌・乾燥

    抗体は熱に弱いので、新鮮な過免疫化ミルクを低温殺菌し、有効成分を壊すことなく長時間かけて濃縮乾燥します。

    低温で殺菌・乾燥

26 KINDS OF ANTIBODIES26種類の抗体について

26種類の病原菌から
つくられた抗体が
腸内環境を整えることで、
免疫力がアップします。

人間に害を与える病原性細菌50数種類の中でも、特に有害な病原菌が26種類あります。この26種類の病原菌を無害化し、ワクチンとして乳牛に投与します。その乳牛のミルクを原料とするアイムP26を配合した免疫プロテインを飲むことで、その中に含まれる26種類の抗体が人間の腸管内へと到達。そこに住む同じ種類の悪玉菌とその毒素に吸着して弱体化させ、便と一緒に排出します。悪玉菌とその毒素が排出されることによって腸内環境が整い、免疫力の向上につながります。

■26種類の悪玉菌に対する抗体一覧
抗体の種類 主な感染経路
化膿性連鎖球菌(8種類) 心内膜炎、急性糸症球体腎炎症、リウマチ熱
ブドウ球菌(2種類) 食中毒、膿瘍、敗血症等
アエロゲネス菌 尿道炎、膀胱炎
大腸菌 食中毒、下痢、腎盂腎炎
サルモネラ菌 食中毒
緑膿菌 膿瘍、敗血症、気道感染症、日和見感染
肺炎桿菌 肺炎、尿路感染
腸桿菌 腸管感染食中毒
インフルエンザ菌 気管支炎、骨髄炎、中耳炎
緑色連鎖球菌 肺炎、心内膜炎
尋常変形菌 尿路感染、中耳炎
赤痢菌 赤痢
プロピオン酸 ニキビ
痤瘡菌Ⅰ型 心内膜炎、虫歯
痤瘡菌Ⅱ型 口腔、鼻腔感染
ミュータンス菌 虫歯
連鎖球菌 乳腺炎、尿路感染
肺炎連鎖球菌 肺炎、髄膜炎、膀胱炎

26種類の悪玉菌に対抗する抗体が含まれています。

26種類の悪玉菌に対抗する抗体が含まれています。

GUT IMMUNITY腸管免疫について

免疫プロテインは免疫の最前線で
腸内環境の改善に貢献します。

腸管免疫は、生体防御の第一層の防御ラインであり、免疫の最前線とも言われています。善玉菌を食べる(=ヨーグルトを摂取する)ことや、善玉菌の餌になるものを食べる(=オリゴ糖などを摂取する)ことが免疫力向上に有効であることは、一般的に知られています。しかしそれ以上に、母子免疫の原理を使って腸内の善玉菌・悪玉菌のバランスを整えるなど、腸内環境そのものを改善することは、全身の免疫力向上に非常に有効です。

■過免疫化プロテインと悪玉菌

過免疫化ミルクを与えられたマウスは、生存率が劇的に向上します(放射線照射マウスの生存率を参照)。
そして、腸内の悪玉菌の数が抑えられ、遠くの臓器(肺臓や肝臓など)でも悪玉菌の数が劇的に抑えられることは、野本亀久雄先生の研究でも早くから明らかになっていました(放射線照射マウスの臓器内悪玉菌数を参照)。
一方、この過免疫化ミルクのプロテインを11週間にわたり、11名の健常な女子学生に飲用してもらい主に糞便菌叢について調査した結果でも、免疫プロテイン摂取時期には、善玉菌の菌数の有意な増加が見られました。(引用:Medical Science Digest Vol29(13)2003 p40「免疫ミルク飲用者の腸内細菌への影響」)

放射線照射マウスの生存率
放射線照射マウスの生存率

引用:Argic. Biol. Chem. 55(9)2265-2272.

放射線照射マウスの臓器内悪玉菌数
放射線照射マウスの臓器内悪玉菌数

引用:J. Nutr. 122(9): 1875-1883.

■免疫プロテインが抗炎症に働くメカニズム

過免疫化ミルクは、オハイオサーベイでも、その後の我が国の数々の研究でも、関節リウマチなど炎症性疾患の痛みの改善、抗炎症に役立つことが判明していました。
痛みの炎症発生は、まず腸内の悪玉菌の作りだす毒素(LPSなど)が、ストレスなどによる腸内環境の悪化、腸管免疫力の低下に付け込んで、腸管を突破し体内に移行します。これを、リーキーガット症候群と言います。リーキーガット症候群が原因で体内に移行したLPSなどの毒素は、体内で多様な免疫系の細胞を無秩序に刺激して炎症を起こし、リウマチなどを発病させます。
免疫プロテインには、悪玉菌とその菌が出す毒素に対する抗体が大量に含まれており、抗原抗体反応でこれらの菌と毒素を排除することが判明しています。(引用:第52回日本リウマチ学会総会学術集会2008.4.21「ミルク抗体の関節リウマチ治療効果」)

免疫プロテインを飲むことで、悪玉菌やその菌が出す毒素が排出されるため、リーキーガット症候群を防ぐことができます。

免疫プロテインを飲むことで、悪玉菌やその菌が出す毒素が排出されるため、リーキーガット症候群を防ぐことができます。

リーキーガット状態の腸壁

悪化した腸内は悪玉菌が多く、悪玉菌やその毒素が血管に侵入してしまう(リーキーガット症候群)

リーキーガット状態の腸壁

正常な腸壁

免疫プロテインに含まれる抗体が悪玉菌や毒素を捕えて体外に排出することで、腸内環境が改善

正常な腸壁
リーキーガット症候群
乳酸菌等との違いについて
乳酸菌等との違いについて

ヨーグルト等のプロバイオティクスは乳酸菌やビフィズス菌等の善玉菌を摂取することにより善玉菌の数が増えて、腸内環境を緩やかに改善させます。
それに対し、免疫プロテインは体内の26種類の悪玉菌やその菌が出す毒素を捕まえて体外に排出することで、腸内環境そのものを改善させます。
その結果、免疫プロテインは悪玉菌とその菌が出す毒素が原因で起きるリーキーガット症候群を防ぐことができます。